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株式会社アーツテック
“難しい”を“簡単”に変える技術で、新マーケットの創造 株式会社アーツテック
開発会社として、技術の利用の仕方や可能性、
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これから社会に出る方々へのアドバイスなどを現場の社員がお話しします。
  
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外伝 そして研修を振り返って(対談)

外伝 そして研修を振り返って(対談)

新人開発研修連載コラムはこの対談をもちまして、終了となります。
連載を通じて、臨場感や彼女たちの本音を消さないように監修をしました。

N: 皆さん、お疲れ様でした。感想をどうぞ。

E: 最後の最後で失敗してしまいました。まさか受領書を忘れてしまうなんて。

N: 確かに納品したっていう証拠を残す意味でとても大事な書類だからね。

M: 私は、納品と言うイベントはもっと長いんだと思っていた。5分くらいで終わってしまって驚いた。

C: 納品する書類をひとつひとつ確認するつもりでいたから短く感じたんだろうね。

E: どのように納品が進んでいくのが事前にもっと調べてイメージを膨らませておきべきだったね。

最初に研修でシステムを作ると言われた時は?

C: 思えば4月から10月までの研修、一般的な企業の研修と比較するととても長かったね。こんなにしっかり研修をやる会社はあまりないんじゃないかな。
E: そうだよね。ほかの会社に行った友人はすぐ業務に入っているし。
C: 入社前は「研修期間を長くとる」と言うことだけを聞いていて、入社直前に新人たちでシステムをひとつ作るということに聞いたでしょ。私は研修についてあまり深く考えていなくて「そうか長いんだ」って思っていただけだから、システムを作ると聞いた時には凄くびっくりしたよ。何も知らないのに私たちに出来るのかなぁと不安だった。
M: 私は逆に研修が長くてほっとした。研修が短い会社の方が、将来を考えたら不安じゃない?まあ実を言うと、研修の途中から早く業務に入りたいなって思い始めてしまったけどね。こんなに勉強ばかりさせて貰って会社に迷惑をかけていないかと焦っていたから。そして研修が終わりに近づいている今は…、やっぱり寂しい。
N: 私は全部やるのは無理だろうなって思った。4人集まって一体何ができるのかなって。だって誰も何も分かってなかったわけだから。

社会人になってどういう意識をもった?

C: 私は受け身人間だから、自分から自分からって言う意識を持つようになった。
E: 私も積極性は意識するようになったよ。今まではリーダーとかをことごとく避けて通ってきた人間だからね。研修の中でリーダーをやってみて、自分のことだけ考えていればいいわけじゃないんだってことを痛感した。それはリーダーに限らず、社会人全般に必要なスキルだと思う。自分のことだけでなく、周りにも目を配って、いつでも客観視が出来るようにしていないといけない。
M: 本当にそうだね。例えば自分が黙々と作業してばかりだと、その作業だけを純粋に見たら他に目を向けない分仕事は進んでいるんだろうけど、周りは「あの人何やってるの?」って不安になる。自分が今何をしているのか、どのくらいの進捗なのか、きちんと報告する意識が大事。
C: 私はテンションを意識するようになった。例えばプライベートで悲しいことや嫌なことがあっても、仕事はテンション高く明るくしないと一緒に仕事をする人にも迷惑がかかってしまう。人とのコミュニュケーションをしっかり取らなければと思うな。
N: あとは、ちゃんと食べること。睡眠とかもきっちり取らないとね。忙しい時と食事や睡眠の時間を削って仕事をする、いわゆる"時間の切り売り"をしてしまうけど、それでは自分が疲れてしまうし長く持たない。それよりも同じ時間の中で、どう工夫すれば仕事の質を上げられるのかと言う風に考えたいよね。

入社したときと今の違いって何だろう?

M: 私は何よりもまず生活リズムが規則的になったよ。今までは良く夜更かしをしてしまっていたけれど、それでは仕事にならないから今は早く寝るようにしてる。お陰でとても健康的になりました。
C: 学生自体は曜日の感覚が曖昧だったけど、今は平日は頑張って仕事をして土日ゆっくり休んでと、一週間にメリハリが付くようになったよ。
N: …大人がさ。「仕事が忙しい」っていうのが大っ嫌いだった。言い訳なんじゃないかと思ってた。でも今はちょっと気持ちが分かってしまう。
E: 確かに責任感が学生の時とは段違いだからね。
N: 忙しくても「忙しい」って言わないような社会人になれるように頑張ります。
M: 違いと言うわけではないかもしれないけど…、「給料日前だから」って初めて行った時に「もう学生じゃないんだ」って実感した。大人になった気がした。
C: 学生の時はあまり意識しなかったけど、やっぱり学生と社会人では大きく違うよね。

今までで一番印象に残った事

C: 自分が初めて書いたコードが実際に動いたときに凄く感動した!
N: 私はこの会議室でレビュー前日に機能要件一覧(研修で作った書類)が根本的に違うって言われたのが強く残ってる。
E: それぞれのレビューは全部残っているね。
N: でもあの”機能要件一覧事件”はレビューを超えるよ。
M: 設計の時に作った画面設計書もレビューで怒涛の指導を受けたよね。レビューの進行係がぐったりしていた。
N: あの時はもう私たちにレビューなんて無理だって思った…。
M: ついこの間の使用説明会は?良かったよね。みんな褒めてくれていたよ。プレゼンって最初はグタグタだったけど、最終的にはみんな良かったと言われるようになって。良かったではないですか。
E: 先輩が褒めてくれたのが凄く嬉しかった。小さなことかもしれないけど、認めて貰えたんだなって。
C: みんなちょっとずつ成長しているんだね。

研修を通じて学んだ事

E: 私は忍耐を学びました。画面に帳票を表示するプログラムを書くのがいつまで経っても終わらなくて…、本当によく頑張ったと思うよ。
C: 私が学んだのは攻めの姿勢だね。誰かに指示を貰うのを待ってるだけじゃいけないと思う!
N: 開発の流れもよく分かったね。専門用語もある程度分かるようになった。
M: 最初は"外部設計"って言葉も全く分からなかったよね。「外側の…、外部の、設計をすることです」って答えたら先輩が失笑してしまった。
C: 「デフォルトって何ですか」って訊いていた気がする。
E: デフォルトは説明しづらいね。
C: バッファ(予備)とか。
N: それからプログラムコードをサーバにUPするごとに出るエラーに怯えなくなった(詳しくは「新人連載第二回:三歩進んで二歩下がる」を参照)
C: エラーを出す度に先輩を呼んでいたね。どれだけ先輩を困らせたことか。
E: 困らせたと言えば、大事なデータを消したこと。データは勝手に消しちゃ駄目だなんだなってとこを学びました!
M: よく考えてから、行動に移さないとね。

研修で学んだことをこれからの業務にどう活かしていくか

N: 何事にも、目的や目標を持って行動していきたいと思う。
E: 作業全体を考えて、計画的に進めていくことを心掛けたいと思う。それから、報告、連絡、相談は基礎だけど忘れてしまいがちなので、意識してやっていきたい。
M: すごく先の話だけど、せっかく開発プロセスを一連経験したから、いつか自分で一連を全部やるときが来るとするじゃない、何十年後か分からないけど、その時まできちんと覚えてなきゃね。
C: 来年の新人に、聞かれたら答えられる人間でありたい。
開発部:1年目

最後に教育担当より

新人開発研修連載コラムはこの対談をもちまして、終了となります。
連載を通じて、臨場感や彼女たちの本音を消さないように監修をしました。そのため、読みにくい点や分かりづらい表現がございましたら、代表してお詫び申し上げます。

教育担当自ら言うのも面映ゆいのですが、連載初回に新人たちにこのコラムを託した時に想像していた以上に楽しい読み物に仕上がったと思います。
また開発初心者の方々へ向けて、システム開発がどのように進められるかという分かりやすい一例にもなっていると思います。

研修を終えて、新入社員は現在OJTとして別々のプロジェクトに配属され、日々業務にいそしみながらさらなる学習の場で頑張っています。

4月当初には不安げに会社の隅で小さくなっていた新人たちも、今では表情の片隅に自信らしきものがうかがえるようになり、教育担当としてはうれしい限りです。時折、おしゃべりが過ぎて先輩から注意されることもありますが、ご愛嬌というところでしょうか(^_^;)
彼女たちはきっと数年後に、何らかのエキスパートという形でこのコラムの場に戻ってくることでしょう。その日が今から楽しみです。

社内のシステム開発を研修で行うという初の試みも、教える側・教えられる側双方の頑張りで予想以上の成果をあげることができました。一方で、研修をより良くするための改善点も沢山見えてきました。
皆の努力をできる限り生かし、さらに充実した新人研修を実施するべく、私たちは来年度の新人研修のカリキュラム策定に入り始めています。
その内容も次の新入社員自らコラムという形で報告出来ることを期待しながら、そしてもちろん読んでくださった皆様に感謝をしながら、本連載の幕を閉じたいと思います。



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