“最初”は大変だけど重要
「最初が肝心」で大変。大変だからこそ得られるものは大きく、実力として身につくものもある。継続の最中にあるいくつもの“最初”の出来事は・・・。
何事も“最初”というのはとても大変だと思います。
自分が社会人になりたての頃にとても苦労をしたことを今でも思いだします。
初めての環境で初めてやる仕事、そして初めてぶつかるいくつもの障害。何も知らない中、慣れない中でかなりのプレッシャーとストレスで押しつぶされそうになったこともあります。
ただし、それらををクリアできた人はまた同じことできるようになります。そして経験を積むことによって応用も利くようになってきます。
“最初”というのはとっつきにくいものですが積極的に進むことによってどんどん吸収し得られるものはとても大きいと思います。
なんとなくでやったことはすぐに忘れてしまいますが、苦労をしながら覚えたことというのはちょっとやそっとでは忘れないからです。
異業種からの転職
入社したての頃、異業種からの転職であったため戸惑ってばかりでした。
何しろ正真正銘の未経験。キーボードさえまともに打てない日々の中、当初開発部に配属されました。
戸惑いながらもシステムのテストをしたり、プログラムを教わったりしながら、必死に業務を覚えていきました。
自社で開発されたシステムが「どのようなことを可能にしているのか」ということが段々と理解できるようになり、同時に自分の仕事の持つ意味を知りました。
開発部から営業部へ
日常の業務をこなし年数を経て開発部から営業部に異動となりました。
“営業”。言葉にしてしまえば一言になりますが、その業務内容は多岐にわたります。クライアントのニーズを引き出し、その要望に応えられるよう最大限に努力するのはもちろんのこと、ニーズによっては実際に開発に関わることもありますし、何よりシステムについてしっかりと理解していなければ、クライアントに最適なソリューションを提案することはできません。
また、最終的には導入までをサポートしていく必要もあります。
「例えばこんなことってできるんですか?」というクライアントの質問に、はじめはなかなか即答できませんでしたが、運用からシステムの動作内容まで全てを把握することによって、だんだんとその価値をしっかりと伝えることができるようになっていきました。
新規事業の営業
ある日、新規事業を手伝ってほしいとの声がかかり、その営業をすることになりました。ですが、当時はまだそのサービスの認知度は低く実績自体も少なかったため話をさせていただいたお客様にもこのサービス(製品)の良さがなかなか伝わらなかったのです。
「どうすれば、このサービスの価値と可能性を分かってもらえるのだろうか…」その突破口を探す日々が続きました。
ある時、このサービスはデザインからそのシステムの開発までをトータルで行っていることに気づき、クライアントの要望に最大限に応えられることが“最大の強み”であることを知りました。

「クライアントの要望に応えられる――とは言っても、サービスの概要を説明し「貴社の望むサービスを実現致します!」と言っただけでは、メリットまでは伝わりません。“営業”であるだけではダメであり、クライアントにとって最適なビジネスモデルを自分が提案していく“企画提案型の営業”をする必要が出てきました。
どのクライアントにも同じ提案をしていては通らない。考えなければならないのは、導入することで得られる“クライアント独自の価値”であると考え、クライアントの弱み、そして必要としているものは何かを分析し、提案を行いました。
初めてのサービス導入
クライアントとの契約がめでたく成立し、導入までのサポートを担当することになりました。
契約が成立したらそれで終わりではなく、導入と動作確認が完了して初めて納品したことになります。
クライアントのもとへ打ち合わせに出向き、スケジュールをひいて、導入へ一歩一歩確実に進んでいきました。
順調に進んでいると思っていたある日、クライアントから期日を過ぎた後に納める一部の製品についてデザインを変更したいと要望があがりました。
「どうしよう、納期のこともあるけどギリギリ間に合うかも…」大急ぎでデザイン変更の調整に入りました。
クライアントがどうしても実現させたいという意向があり、それを外さないようにしながら実現可能な手段を提案しました。
無事に切り抜け次にせまるのはクライアントのサービス開始日。
システムの最終確認を行っている中、導入が決まってからクライアントの要望をしっかりとヒアリングし、様々な調整を行ってきたことを思い出す…「これだけ確認しているのだから大丈夫!」と自分を言い聞かせました。
そしてサービス開始の当日。現場に出向き、無事に稼働しているシステムとそれを使っているクライアントの姿を見てホッとしました。
何事も最初が一番大変ですが、自分の仕事が目に見えるカタチとなったことで、大きな達成感にもなりました。
1件、1件の導入をこなし実績を作っていくことにより、自分の自信も大きくなっていくことを実感しました。
また、自分自身が自信を持てるようになることによりクライアントへの説明や提案も効率よくできるようになったと思います。
これからも初めてのことに挑戦しながらより成長できるように心がけて頑張りたいです。

